2016年入社式 社長訓示(2016年4月1日)

新しく社員になられた皆さん、おめでとうございます。
この研修室で入社式を執り行うのは、今回が初めてであります。記念すべき年に皆さんを迎えることができ大変嬉しく思っています。

今年は豪華なゲストをお迎えしています。長年お世話になっている愛媛大学の矢田部先生、帝国データバンク高知支店の泉田さん、そして岐阜大学からは沢田先生、熊田先生、加藤先生にお越しいただきました。
熊田先生には、昨年に引き続き今年もビジネスマナーの指導をしていただきました。ありがとうございました。
我が社の社歌を作っていただいたOTOGIの河村さんと金子さんもわざわざ九州から駆けつけてくれました。河村さんは長崎から、金子さんは宮崎県の延岡からです。
本当にお忙しい中、皆さんありがとうございます。

新入社員の皆さんに、私から2つのことをお話しさせていただきます。
まず1つ目は、第一コンサルタンツの社訓です。第一コンサルタンツでは「情熱、謙虚、誠実」を社訓としています。
「情熱」とは、やろうと決めたことは何が何でもやり遂げるという熱意です。どれだけ才能や知識があっても実行しなければ何の意味もありません。大事なのは情熱です。
「謙虚」とは、誰からでも素直に学ぼうとする気持ちです。その気持ちがあれば、たくさんの人や情報が集まってきます。
「誠実」とは、些細な約束でもキチンと守る、嘘をつかない、裏切らないということです。誠実であれば信用ができ、仕事がきます。
どうか皆さん、「情熱、謙虚、誠実」を常に意識して行動して下さい。そして、熊田先生から学んだ礼儀作法を心掛け、「さすが第一コンサルタンツの社員だ、立派だ」といわれるようになって下さい。

2つ目は、皆さんのそれぞれの個性を活かして、第一コンサルタンツが飛躍する起爆剤になっていただきたい、ということです。
昔から、「天地人」、つまり天の時、地の利、人の和の3つが揃うと戦に勝てると言われています。
今、日本は大きな変革期にあります。変革期に有利なのは、第一コンサルタンツのように時代のニーズに素早く対応できる会社です。天の時に恵まれています。
地の利にも恵まれています。今は交通網やインターネットが発達し、地方が不利ではなくなりました。むしろ、地価や物価が安いことを考えると、今の時代は地方の会社が有利です。
そして、第一コンサルタンツには、実に個性豊かな10名の社員が入社してくれました。新卒が4名、キャリヤを積まれた方が6名です。土木業界以外の経験者が4名います。愛媛県、埼玉県の出身者もいます。年齢は10代、20代、30代、40代、50代、60代で、若者もいれば年長者もいます。
変革期に活躍するのは「よそ者、馬鹿者、若者」だと言われていますが、今年の新入社員には「よそ物」「馬鹿者」「若者」が揃っています。
それだけではありません。私たちの回りには、矢田部先生、沢田先生、泉田さんを始め第一コンサルタンツを応援してくれる人がたくさんいます。第一コンサルタンツは「人の和」に恵まれています。
「天地人」に恵まれた今こそ飛躍できる絶好のチャンスであります。日本一のコンサルタントに向けて一緒に頑張りましょう。

最後になりますが、皆さんの今後の活躍を祈念しまして、私の歓迎の挨拶とします。