事業損失事前調査関連

 

   

 

 

■業務名:笹木野堤防(その3)事業損失事前調査業務
■年 度:平成24年度
■発注者:国土交通省 徳島河川国道事務所

業務の概要                             

■業務概要
本業務は、中村堤防耐震対策(その1~その2)工事の施行に伴う事業損失について、家屋等の事前調査を実施したものです。
■業務実施内容
本業務は徳島県板野郡松茂町~北島町の今切川左岸の堤防沿いの一般住家、保育園及び国土交通省の事務所を含む約70棟の建物等が調査対象でした。調査に先立って関係人各位に対して挨拶に伺い、調査内容を説明し、現地調査の日程調整を行いました。調査は二班体制で行い、調査書等の図書を作成後、建物所有者に損傷等の状況を説明し、写真台帳と調査書等が現況と相違ないことを確認の後に、直筆での署名のうえ捺印を受領しました。

■業務を振り返って
本業務は約50名の所有者に対して、一軒毎に監督職員と共に事業説明・挨拶に伺い、日程調整を行いました。何度お伺いしてもお会い出来ない方もおり、夜の堤防でボラの跳ねる様子を眺めながら監督職員の方と四方山話をしたことを覚えています。現地調査が8月から9月の暑い時期であったため、熱中症対策として水分補給を心掛けると共に、県外業務のため早出と長距離運転を余儀なくされることから体調管理に努めました。
補償コンサルタントの仕事は、所有者立ち会いのもとで敷地や建物の中に立ち入って調査を行うため、非常に気を遣いますが、現地調査の終盤では挨拶を交わす人も増え、所有者の方から労いの言葉をかけていただく様になり、そのことが何よりの励みになりました。