自分の目で確かめることは、
とても価値があることです。


冨永 敏絵
設計部 河川砂防課 係長


入社してから10年間は道路課で仕事をし、今は河川砂防課にいます。「河川」と一口にいっても業務内容は多岐にわたり、私は経歴を生かしヘリポートの造成や運動施設の設計などをこれまでに担当しました。入社した当初は専門的な知識も経験もなかったのですが、少しずつ仕事を教えていただき、今は図面を描いたり、現場や打ち合わせに行くこともあります。

20年以上この仕事を続けてきて感じるのは、リアルなものを自分の目で確かめるのは、とても価値があるということです。例えば、現場は草木で茂っているけど、図面にはそういったものはありません。図面で見えている水路が、現場ではどこにあるのか分からないこともある。そうしたギャップを体験することで予測力や発見力など伸びていく力もあると思います。

建設コンサルタントという仕事を選んだきっかけ



最初は、建設業界に興味があったのではなく「技術職に就きたい」という思いがあったんです。そこで今の会社を見つけました。文系の大学出身で専門知識もなく、女性なので「仕事ができるだろうか?」と不安もありましたが、経験なしで雇っていただけ、1から教えてもらえるということだったので思いきって飛び込んでみたんです。最初は事務の補助から始まりましたが、そのうちに図面のトレースをさせていただけるようになり、少しずつ少しずつ仕事を身につけていけました。


仕事のやりがい

自分が関わった設計の工事が終わり、仕上がったものを見に行った時にやりがいを感じます。それは働き始めて何年経っても嬉しいものですし、大きな道路でも小さな公園でも同じぐらいの達成感があります。


第一コンサルタンツの働きやすさ

私は仕事のことになると、他部署の方や上司に対してもガンガン言ってしまうタイプなんです。でも、それを受け入れていただける懐の深い社風があるのはありがたいです。また、変に女性らしさや男性らしさを求めるのではなく、人それぞれの個性に合わせて、適材適所で仕事をさせていただけるのも働きやすさのポイントだと思います。

学生さんへメッセージ


最初は土木や建設に興味がなくても良いと思うのですが、1からものをつくっていく「ものづくり」に興味や関心がないと前に進めない仕事だと思います。ものが完成した時はもちろん、ものをつくっていく過程にもやりがいを見つけていってください。あと、やはり体力は必要です。男性女性関係なく、体力づくりは欠かさないように。


設計部 河川砂防課 係長 冨永 敏絵
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