令和7年度 土木学会四国支部技術研究発表会(2025/06/07)

令和7年6月7日愛媛大学で開催された「令和7年度 土木学会四国支部技術研究発表会」に、当社のインフラ調査 公文海斗、大平育人、橋梁構造課 竹村蒼平の3名が参加し、日頃の業務・研究成果を発表しました。

【発表内容】

公文海斗「SFM を用いたトンネル覆工展開画像の作成システムの開発 公文海斗、片山直道、全邦釘[東京大学大学院]、齋藤啓太、片岡寛志」

大平育人「Matterport を用いた遠隔臨場点検の検討 大平育人、片山直道、全邦釘[東京大学大学院]、齋藤啓太、中山秋人」

竹村壮平「高知県内コンクリート構造物の Cl⁻濃度分布に与える要因の一検討 竹村蒼平、児玉翔、近藤拓也[高知工業高等専門学校]、田所良太」

 

発表では、参加者から多くの質問や意見が寄せられ、活発な議論が行われました。当社では、技術研究の成果を発信し、土木技術の発展に貢献していきたいと思います。

また、前日に行われた令和7年度土木学会四国支部総会では、令和6年度四国支部賞の表彰式が行われ、高知県において地域の課題・問題の解決に顕著な功績があった内容として「沈下橋に生じたひび割れ原因の推定と対策 児玉翔、西村紘寛、片山直道」が地域技術賞を受賞いたしました。

 

 

 

親子で学ぶ 防災体験セミナー(2025/06/01)

令和7年6月1日、高知丸高、高知銀行、そして弊社の3社共催による「親子で学ぶ 防災体験セミナー」を開催し、多くの皆様にご参加いただきました。

当日は、高知銀行森下会長のご挨拶により開会し、午前の部では3社による講演を行いました。

高知丸高からは、高野会長により、会場となった岡豊苑の施設紹介とともに、防災に関する取り組みについてご講演いただきました。
高知銀行からは、高知県産の防災商品について、実物を交えたご紹介がありました。
弊社からは、まちづくり計画課の片山佐恵が「~めざせ!防災チャンピオン~」と題し、親子で楽しめる防災クイズを実施しました。
地震や浸水、土砂災害など、さまざまな災害に関する内容で、お子様から大人の方まで、和やかな雰囲気の中で防災について学んでいただきました。

昼食には、炊き出し体験として、3社共同でご用意した豚汁・焼きそば・流しそうめんをお楽しみいただきました。

午後の部では、高知丸高による重機の搭乗体験や仮設住宅の展示、弊社によるドローン飛行の実演を行いました。
ドローンの飛行デモンストレーションに続き、PCを使ったドローン操縦シミュレーターの体験も実施し、多くのお子様にご参加いただきました。

セミナーの最後には、弊社代表取締役社長右城よりご挨拶を申し上げ、閉会となりました。

今回のイベントを通じて、お子様はもちろん、保護者の皆様にも防災をより身近に感じていただけたのではないかと思います。
今後も3社が連携し、地域の防災力向上に向けた取り組みを継続してまいります。

 

 

高知県測量設計業協会主催のソフトボール大会(2025/05/30)

5月30日 高知県測量設計業協会主催のソフトボール大会に参加いたしました。

第一コンサルタンツからはA・B・C・Dの4チームが出場し、

Aチームは昨年「初戦敗退」だったため、リベンジを目指した結果・・・・・・・・・・・

「準優勝!!」

Bチーム、Cチーム、Dチームもみんなで楽しく、ケガなくプレーすることが出来ました。

本大会の準備をして頂いた大会運営の皆様に感謝申し上げます。

IABSEへの参加(2025/05/18~5/21)

5月18日から21日まで東京のリーガロイヤルホテル東京で開催されたIABSE Symposiumに

橋梁構造課片山直道が参加しました。

IABSEは国際的に最も権威ある土木構造に関する学会であり、本年度は東京が開催地となっております。

今回のシンポジウムでは、研究発表および各種セッションの聴講を行い、国内外の先進的な橋梁技術や構造解析手法、維持管理に関する最新の知見を得ることができました。

発表では、当社が取り組む橋梁の緊急点検手法に関する課題解決の一端を紹介し、多くの専門家との意見交換を行いました。

質疑応答では海外の研究者からも関心を寄せられ、国際的に見ても緊急点検に関する関心の高さを感じることができました。

今回得られた知見は、今後の設計・保全業務に活かしてまいります。また、社内でのフィードバック共有を通じて、組織全体の技術力向上にもつなげていきます。

引き続き、国内外の技術動向にアンテナを張り、より良いインフラづくりに貢献してまいります。

 

 

   
   

 

   

愛媛大学 森 伸一郎 先生による第一セミナー(2025/2/12)

愛媛大学の森 伸一郎先生をお招きし、「建設コンサルタント業務に生成AIを活用する方法について」と題した第一セミナーを開催しました。

森先生は、なぜ建設コンサルタント業界でAIが活用されていないのか、AIで何ができるのか、そして生成AIの具体的な活用方法について解説されました。

今後も最新技術の導入とスキル向上に努めてまいります。

 

 

「第24回 高知県建設技術研究発表会」で特別賞を受賞(2025/01/24)

高知県建設技術研究発表会は、県内の建設技術の向上を図ることを目的として2001年より公益社団法人高知県技術公社が開催しているものです。

弊社からは、地盤技術部地質調査の北村係長が「海岸段丘上に形成された集落の住宅倒壊原因についての考察」、設計部橋梁構造課の児玉主任が「モルタル被覆を有するパイルベント橋脚における磁気を用いた非接触板厚調査」と題して発表し、北村係長が審査員から高い評価をいただき、特別賞を受賞しました。

 

第一コンサルタンツ「第一セミナー」を開催(2025/01/20)

 「インフラメンテナンスに関する最近の話題」をテーマに、第一コンサルタンツ主催の「第一セミナー」が開催されました。本セミナーでは、インフラメンテナンスの最先端に関する取り組みをテーマに、以下の4名の専門家による講演が行われました。

講演内容

  1. 「先進的インフラメンテナンスの構築」
    • 日本大学工学部教授 岩城一郎
    • SIP第3期における課題「スマートインフラマネジメントシステム」のサブ課題B「先進的インフラメンテナンスの構築」における社会実装の取り組みについて解説。
  2. 「事後保全段階の小規模自治体のメンテナンス」
    • 日本大学工学部研究員 石橋奈都実
    • 小規模自治体が直面するインフラ事後保全の課題と、その具体的な解決策を紹介。
  3. 「橋のセルフメンテナンス 平田村モデル」
    • 日本大学工学部客員研究員 浅野和香奈
    • 福島県平田村での「橋のセルフメンテナンス」モデルの実践事例と、地域住民・自治体の連携の重要性を説明。
  4. 「SIP 3次元モデル生成プラットフォーム」
    • 東京大学教授 全邦釘
    • サブ課題D「橋梁点検データプラットフォーム」を活用した効率的な橋梁点検と3次元モデル生成技術の活用方法を紹介。

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)について

内閣府は、サイバー空間とフィジカル空間の融合による持続可能で強靱な社会(Society 5.0)の実現を目指し、2014年(平成26年)より戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)を推進しています。2023年度(令和5年度)からは第3期に移行し、14の課題について研究が進められています。

その中で、課題9「スマートインフラマネジメントシステムの構築」では、

  • サブ課題B「先進的インフラメンテナンスの構築」:岩城一郎教授(日本大学)が社会実装責任者を担当。
  • サブ課題D「橋梁点検データプラットフォーム」:全邦釘教授(東京大学)が研究を進めています。

 

本セミナーは、日本のインフラメンテナンスに関する最新の知見を学ぶ貴重な機会となりました。今後も、持続可能なインフラ整備と管理を目指して取り組みを進めてまいります。

 

AI・データサイエンス作品賞を受賞(2024/12/15)

 当社の片山直道が、全邦釘氏と共同で執筆した「道路橋の地震時緊急点検におけるデジタルツイン活用の可能性」により、土木学会の2024年AI・データサイエンス賞の「AI・データサイエンス作品賞」を受賞しました。

この研究は、地震発生時の道路橋の緊急点検において、デジタルツイン技術の活用可能性を探求したものです。デジタルツインとは、物理的な構造物のデジタル複製を作成し、リアルタイムで状態を監視・分析する技術です。本研究では、3Dモデルを用いて地震時の橋梁の状態をシミュレーションし、緊急点検の効率化と精度向上を目指しています。

この成果は、将来的なインフラ管理や災害対応におけるデジタル技術の活用に大きな示唆を与えるものとして、高く評価されました。

今後も災害時の迅速な対応を支援するシステムの開発を進め、安全・安心な社会インフラの実現に貢献してまいります。

AI・データサイエンス作品賞の賞状

 

高知高専・高知県工業会共催「第7回 県内企業研究会」に参加(2024/11/19)

本日、高知工業高等専門学校にて、高知県工業会主催の「第7回 県内企業研究会」に参加いたしました。本研究会には、弊社を含む約70社の企業が参加し、県内の様々な業界の仕事内容について説明する場として開催されました。

開会の挨拶に続き、約3時間という限られた時間の中で、多くの学生の皆さんに弊社のブースを訪問していただきました。弊社に興味を持っていただいた学生も多く、皆さん真剣に自身の将来について考えられている姿が印象的でした。こうした前向きな学生の皆さんと、ぜひ今後一緒に働ける日が来ることを楽しみにしております。訪問してくださった学生の皆さん、誠にありがとうございました。

また、このような貴重な機会を提供していただいた高知工業高等専門学校および高知県工業会の皆さまには、心より感謝申し上げます。