「日本応用地質学会 令和元年度研究発表会」で発表(2019/10/24~25)

日本応用地質学会の全国大会となる令和元年度研究発表会が新潟県長岡市で開催され、設計部統括部長の西川と技術顧問の上野が研究発表を兼ねて参加しました。

本研究発表会は口頭発表とポスターセッションに分かれており、西川が「四万十帯の大規模地すべりの機構解析と災害関連事業を活用した災害復旧事例」と題した口頭発表を、上野が深田研ジオ鉄普及委員会として「鉄道トンネル等が建設された天井川の特徴〜ジオ鉄目線で考える〜」と題しポスターセッションで発表をさせていただきました。

この研究発表会は、著名な大学の教授や民間の技術者が多く発表されており、やや敷居の高い研究発表会でしたが、その内容はとても興味深く、有益なものが多かったと思います。

発表の翌日は、発災からちょうど15年が経つ新潟県中越地震で大きな被害を受けた旧山古志村周辺の現状を、視察することができました。

これらの被災地では、震災遺構を「中越メモリアル回廊」として後世に伝えるように整備されていました。地震で被災した道路等のインフラの再整備や住宅の再建など復興は完了したようですが、地域に人気は少なく震災遺構の管理者が高齢者であるなど、震災後の人口減少や高齢化が加速しているように感じましたた。地元の方に色々と話を聞くと、この地域では冬場の除雪作業や地域を見守る人材の確保が難しくなっており、地域をどう維持していくかが課題となっているようでした。

このような課題は、大規模災害後の四国の中山間地域でも十分に起こりうるものであり、身につまされる思いでした。

会場となったアオーレ長岡 新潟大学の大熊名誉教授による特別講演
新潟県中越地震の被災地を震災遺構として整備した中越メモリアル回廊 旧山古志村木籠集落を水没させた東竹沢地すべりによる自然ダム湖を渡る橋梁
地震により大きく変状した覆工を内巻き工で補強した一般国道17号和南津トンネル 地震で2つに割れた大きな岩塊を「みまもり岩」として小千谷闘牛場に安置  

大相撲高知安芸場所(2019/10/22)

横綱鶴竜・白鳳、高知県出身の栃煌山、豊ノ島など120人の人気力士が直接見られることや、安芸での開催は11年ぶりであったことで安芸ドームは大相撲ファンで溢れました。

第一コンサルタンツは、幟、パンフレット(横綱鶴竜掲載ページ)、横綱白鵬の綱締め実演のスポンサーとして協賛させていただきました。詳細はこちら→安芸場所表紙

 

 

小学生が社会見学の一環として弊社を見学(2019/10/28)

本日、介良潮見台小学校2年生(児童26名、先生2名)が社会見学の一環として弊社の社内見学に来られました。

はじめに、子ども達からの挨拶があった後、当社のCMと会社紹介動画を鑑賞して頂きました。当社CMについては何名もの子ども達から「テレビで見たことある」といった嬉しい言葉が飛びかっていました。その後は防災用備蓄庫、2階フロア(事務)、3階フロア(技術)の仕事風景、屋外の非常用の自家発電装置・井戸を実際に見学して頂きました。3階フロアでは、まず実物のドローンを見て頂き、次に最新のAIを活用した認識システムを体験して貰いました。子ども達は日頃見たことのないものに興味津々でした。

また、当社と介良野自治会は、大規模災害時に社屋の1階を緊急避難場所として利用する協定も結んでおります。

今後も、地域の様々な活動に積極的に関わっていきたいと考えています。

 

「第25回 四万十川ウルトラマラソン」に出場(2019/10/20)

四万十市と四万十町を舞台に毎年開催される四万十川ウルトラマラソンに、協賛およびボランティアに参加させていただき今年で9年目となりました。

今年も晴天に恵まれ、当社陸上部から選手として100kmの部に西川・吉田・中山、60kmの部に横山・公文・森木の初出場3名を含む計6名のランナーが出場しました。

初出場にも関わらず100kmの部を見事な激走で完走した強者選手、練習不足ながらも持ち前の高い身体能力で完走した選手、健闘むなしくリタイアとなった選手、 それぞれが良い経験となった大会でした。皆様 本当にお疲れ様でした。

詳細はこちらをご覧ください。第25回四万十川ウルトラマラソンレポート

見事な激走で100kmを完走した中山選手(初出場) 高い身体能力で4度目の100km完走を果たした吉田選手
安定の走りで毎年完走を果たすベテランの横山選手 制限時間10分前に見事完走した公文選手(初出場)
100kmの部に初挑戦した西川選手(無念のリタイア) 60kmの部に初出場した森木選手(惜しくもリタイア)
ボランティアに参加した弊社社員 ボランティアに参加した皆さんお疲れ様でした

 

ランチミーティングを開始(2019/10/17)

当社では、昨年の6月より毎週木曜日をバイキングデーに定め一人100円でランチを提供していましたが、今日からは「ランチミーティング」と改め、全額会社が負担することにしました。

これは、いま当社が進めている働き方改革の一環です。バイキング方式のランチを楽しみながら育児や介護などの悩みの相談、楽しく明るい職場づくり、仕事や勉強の仕方などについて情報交換を行える場を会社が提供することを目的としています。

「令和元年度 大学説明会・情報交換会」に参加(2019/10/16)

本日、高知工科大学において開催された「令和元年度 大学説明会・情報交換会」に参加しました。午前の部と午後の部があり、当社は午前の部に参加しました。

最初は講堂において、学長から大学の概要説明、就職センター長よりキャリア形成支援についての説明がありました。その後は担当学生のプレゼン、各研究室の見学ツアーに参加させて頂き、現役学生から研究室の紹介や取り組んでいる研究について説明を聞きました。今回、このような貴重な機会を与えて頂き、誠にありがとうございました。

 

地元若宮八幡宮の神輿担ぎに参加(2019/10/13)

令和元年10月13日 本社近傍にある若宮八幡宮の神輿担ぎに弊社の若手が参加しました。

神輿担ぎの状況(若宮八幡宮鳥居付近) 神輿担ぎの状況(介良野に設置されている鳥居付近)

事のはじまり
介良野地区では、高齢化がかなり進んでおり若宮八幡宮の神輿を担ぐ人が減少していたため、前回は飾るだけで対応していたそうです。地区にはなんとか神輿が担げないかという思いがあり、介良野地区の田役(田植えの前に行う水路清掃)のお手伝いをさせている当社に参加者募集の連絡を頂きました。これもなにかのご縁ということで弘田取締役を通じて社内周知をかけたところ、10名以上の者が快諾してくれました。この日は社員の結婚式や技術士補の試験日と重なってしまったこともあり、参加できない事を残念に思う若手もいたようです。

当日を迎えて
数日前より台風の影響が心配されましたが、当日は雲ひとつない快晴となりました。朝早くから地元の方々がのぼりを立てたり、地区内放送で神輿を行うことを伝えるなど、行事を行うことへの喜びと期待が伺えました。

快晴に恵まれ、のぼりの準備をされる地元の方々

若宮八幡宮と神輿
神社に到着すると、太鼓と神輿の準備が整えられていました。神輿は4地区の各年持回りで管理されており4年に1度担げるのだそうです。ちなみに神輿は想像以上に立派で、素人目ではありますが、とても厳かなものに感じました。

若宮八幡宮 神輿

11時30分になり宮司による儀式がはじまりました。その後神輿が神社から出され、太鼓の音と共におよそ300m離れた鳥居まで神輿担ぎが始まりました。

神輿担ぎには、交通量の多い国道32号を横断する必要がありましたが、警官の方に4名体制で駆けつけていただき、ご協力によりスムーズに難所を渡ることができました。運営のご配慮と、3連休の中日と人手が少ない中にもかかわらずご協力いただきました南国警察署の方々には感謝申し上げます。

南国警察署員による交通誘導によりスムーズに国道が渡れました。

警察の方のご配慮により、ほどなく鳥居に到着し、鳥居の横にある石の台に神輿を預けました。宮司による祈願と拝礼が行われ、続いて参加された方々が二礼二拍手一礼の作法に則り拝礼をしていきました。

宮司による祈願 参加者による参拝

ひととおり拝礼が終わった後、関係者の方々と記念写真を撮影させていただきました。電信柱の控えワイヤーの影響でやや斜めからの撮影となりましたが、とてもよい写真が撮れたと思っております。

社長と弊社参加メンバー 参加者による参拝

記念写真後、境内まで神輿を担いでいきました。太鼓の音と揺れる神輿から聞こえる鈴のような金属の心地よい音、太鼓の後に宮司、神輿、神輿の後には拝礼された方々が行列を作る。神輿担ぎができない空白期間があったため、大行列とはいきませんが地区の若い方も参加され、地域の文化が後世に受け継がれていく。そんな心地よさが感じられました。
神輿を納めた後、地域の方々に感謝の言葉とお弁当等をいただき帰社、弘田部長と参加者で締めの会を行い解散しました。
やはり、最後に行事を振り返って纏めることはとても良いことと感じました。

若手のリーダーと段取りの良さ、地域貢献という教材

11時に境内に参集することになっておりましたが、若手は大きく2グループに分かれて行動を開始していました。半数は10時30分頃に境内に参集し地元の手伝いができるよう待機、もう半数はグループ用の飲物等の準備を行い10時50分までに合流する者達。

後者グループと一緒に境内に向かいましたが、段取りが周知されておらず不安な点があるとはいえ、若者達が自分で考え行動する様は頼もしいの一言に尽きます。
行事が終わっても、何人かは「私達にできる事があれば何でもいってください」と地区の方々に声をかけ、行事が終わった後入社1年目の若手からは「やはり地域の方々に感謝される事ができて良かった」等の充実感を見て取ることができました。今回は地域貢献ということの大事さ、特に若手を立派な社会人として成長させるためにとても良い教材になることを改めて学びました。

「令和元年度品質セミナー“エラー防止のために“」に参加(2019/10/08)

令和元年10月8日、高松市で建設コンサルタンツ協会の品質委員会/照査特別WG主催の「品質セミナー“エラー防止のために”」が開催されたことから参加してきました。

このセミナーは、過去19年間にわたり継続的に収集・整理してきたミス・エラーについて、各分野別に整理してきた「成果品に関するエラー事例集」を用いた講習会です。今回のセミナーでは、①道路・トンネル、②橋梁、③鉄道、④土質・地質、⑤河川構造物、⑥砂防・急傾斜について説明がありました。説明では、今年度新たに追加されたミス・エラー事例を中心に、その内容と発生後の対応及び今後注意すべき点などの報告がありました。

これまで収集されたミス・エラーの事例は2,000例近いものであり、建設コンサルタントとして非常に有益な情報です。弊社は総合建設コンサルタントとして、成果品のミス・エラーを無くすとともに、その品質向上に努めてまいります。

愛媛大学環境建設工学科主催「愛媛大学 環境建設 企業研究会」に参加(2019/10/05)

本日、愛媛大学環境建設工学科主催の「愛媛大学 環境建設 企業研究会」(参加企業は弊社を含め60社)に参加しました。

企業研究会は二部構成となっており、第一部では開会挨拶の後、参加学生が約2時間半の限られた時間の中で指定された各企業のブースを訪問していました。また、1巡目の前と3巡目の後には、各企業の紹介タイムが設けられており、各企業1分程挨拶を致しました。訪問学生からの積極的な質問もあり、就職活動への積極性や思いを感じる事が出来ました。訪問してくださいました学生の方ありがとうございました。

第二部では、立食形式の交流会が開かれ、現役学生の今感じている正直な思いを直に感じることができ、とても有意義な時間でした。

弊社に少しでも興味を持って頂いた方、会社訪問は随時受け付けておりますので気軽にお問い合わせ頂けたらと思います。

最後に、このような企業研究会を開催していただきました御校のご尽力に感謝いたします。