平成29年度 経営方針発表会(2017/07/01)

本社1階研修室において、今回で第10回目となる「平成29年度 経営方針発表会」を開催しました。

今回は、特別講演として当社、取締役相談役の矢田部龍一講師に「一度の人生を生き切る」、久万田社会保険労務士事務所 所長の久万田昌弘講師に「夢は実現する」、参議院議員の高野光二郎講師に「2030年 こんな日本にしたい!」と題した講演をしていただきました。

また、今回の経営方針発表会は、3名の来賓の方々と5名の参加学生をお招きいたしました。

◆はじめに、プレイベントといたしまして、当社の1年間を振り返るスライドショーを流し、昨年度の出来事を振り返りました。

◆第一部では、社員全員で社歌斉唱の後、社長挨拶、来賓及び当社役員の紹介、人事発令・辞令交付に続いて、右城社長による経営方針の発表が行われました。

◆第二部では、各部より活動報告及び活動方針の発表を行いました。

◆第三部では、有識者の方々に特別講演をしていただきました。

とても、興味深い内容で、あっという間の時間でした。

◆第四部では、アンジェブランにおいて懇親会を行いました。

6月末で退職された松井調査役、3名の来賓の方々及び5名の学生さんをお招きしました。

 

第13回第一セミナーを開催(2017/06/30)

6月30日,望月顧問を講師としてお招きし,第13回第一セミナーを開催いたしました。

講演では,「会計検査時の対応」として実際に指摘された設計事例から,会計検査での着目点や具体的な対応方法などを説明していただきました。

設計部の若手技術者も多数参加し,設計における小さなミスが重大な結果につながり得ることを再確認し,今後の業務に活かすべく決意を新たにしました。

望月様、貴重なご講演ありがとうございました。

第12回第一セミナーを開講(2017/02/06)

さる2月6日に、第12回第一セミナーを開催いたしました。今回は、福島県にある寿建設(株)の社長である森崎氏に「トンネルの建設と補修について」と題した講演をいただきました。

寿建設は黒部第4発電所工事(第5工区)に参画していた、トンネル施工のエキスパート会社である。講演は、現在の福島県の状況や難工事であった当時の貴重な映像を見せていただいたとともに、トンネルを建設している立場からの効率的なトンネル補修工法の紹介をしていただきました。

第11回第一セミナーを開講(2016/12/08)

さる12月8日に、第11回第一セミナーを開催いたしました。今回は株式会社久本組企画支援室の河野千代様をお招きし、「私の勉強法~技術士を目指して~」と題して講演をしていただきました。

女性でありながら常に男性に負けないという強い意志と仕事に対する情熱を持っており、高知のはちきん以上のパワフルさに圧倒されつつも、今までとは違った切り口や視点での講演に社員一同熱心に聞き入っている様子でした。また懇親会では、仕事に対する想いと夢を語り合い、交流を深めました。

真摯に仕事に取り組み何事もあきらめない姿勢の大切を改めて見つめ直し、それぞれの胸に残るまさに「熱い」講演となりました。

第10回第一セミナーを開講(2016/11/28)

さる11月28日に、第10回第一セミナーを開催しました。今回は応用地質(株)の上野将司顧問による「建設工事と地盤のトラブル」と題した講演を本社1F研修室にて開催しました。講演は上野さんのこれまでの経験を凝縮した非常に有意義な内容でした。

我々、設計技術者は、構造物を構築する周辺の狭い範囲の地形のみに着目してしまいがちであるが、その地形のなりたちを理解するにはもう少し広い視野で「地形を見る」ことが大切であることを理解することができました。

実は当社での上野さんの講演は、平成24年11月に続いて2回目である。遠い高知まで来てくれることには、とても感謝しています。

 

第9回第一セミナーを開講(2016/11/16)

さる11月16日に、第9回第一セミナーを開催しました。今回は(株)フジタ建設コンサルタントの鈴木清理事による「私の技術士受験体験から皆さまへ」と題した講演をいただきました。

鈴木さんは国土交通省を退職直後に技術士一次試験、二次試験と受験し合格しました。その経験を弊社の受験者に伝えていただきました。特に時間を有効に利用することや3つの「ション」(①ミッション:使命、②パッション:情熱、③アクション:行動)の必要性の話をいただきました。

このセミナーから弊社の来年の技術士受験がスタートしました。

 

第8回第一セミナー〔平成28年度経営方針発表会特別講演〕を開講(2016/07/02)

さる7月2日に、平成28年度経営方針発表会の特別講演として第8回第一セミナーを開催しました。今回は、神鋼建材工業株式会社顧問役の林光雄講師に「土佐の英雄『金子直吉と鈴木商店』」、京都大学大学院工学研究科教授の木村亮講師に「土木の世界に新しい風を吹かせる」と題した講演をしていただきました。

林講師による講演では、直吉の言い訳をしないという信条に感銘を受けました。また、直吉が高知出身者であった事に嬉しさを感じた反面、その存在を知らなかった事が恥ずかしい限りでした。

木村講師による講演では、世界の道を住民とともに直し、「自分たちの道は自分たちで直せる」という意識を広げることで農村コミュニティが活性化し、次の発展に繋がるという仕組みが大変素晴しいと感じました。

 

 

第7回第一セミナー開講及び「災害ボランティア団壮行会」開催(2016/06/01)

弊社は、産官学(高知大学、高知県、民間コンサルタント)連携の調査団として6名が参加し、5月6日~8日に平成28年熊本地震の現地調査を実施しました。また、5月14日~16日に高知県地震防災研究会の一員として2名が現地調査を行いました。さらに、6月5日~7日には、弊社18名の職員が災害ボランティア活動+現地調査を行う予定となっています。

第7回第一セミナーは、この現地調査の報告会として5編の報告をしました。その後、来週から出発する災害ボランティア団の壮行会を行いました。

今回のセミナーは、地域の防災力向上のための啓発活動の一環として、介良野地区を主体とした地域の方々にもご案内をさせてもらい、多くの方々に参加していただきました。

弊社は今後もこのような取り組みを通じて、「高知県を守る」企業として地域に貢献していきます。

  

 

第5回第一セミナー〔平成28年度入社式特別講演〕」を開講(2016/04/01)

さる4月1日に、平成28年度入社式の特別講演として第5回第一セミナーを開催しました。今回は、愛媛大学防災情報研究センター部門長で副学長でもある矢田部教授を講師にお招きし、「国土強靭化を担う土木技術者たれ」と題して講演をいただきました。

講演では、我が国がこれまでの約100年間で直面した国家存亡の危機である明治維新と太平洋戦争の敗戦に際して土木技術者がどのような働きをしたか紹介していただきました。明治期の土木技術者は若くとも国を背負っているという自覚と覚悟のもと研鑽に励み、その成果として西欧諸国に引けをとらない近代国家を樹立しました。また、終戦後の土木技術者は東名高速や新幹線などの交通基盤だけでなく、電力供給源としてのダム整備など産業基盤としての社会インフラの急速整備を通じ,高度経済成長を成し遂げました。

これら先人たちの働きを通して、現在の日本が直面している少子高齢化や国際問題、社会インフラの老朽化あるいは自然災害に対する備えなどに土木技術者としてどう立ち向かうべきか、その矜持を示していただきました。

新入社員だけでなく、参加した全社員が土木技術者としての誇りと使命に背筋が伸びる思いでした。

 

第4回第一セミナーを開講(2016/02/26)

さる2月26日に第4回第一セミナーを開催しました。今回は、徳島大学工学部准教授の蒋景彩氏をお招きし、「斜面安定解析の話題」と題して講演をいただきました。蒋准教授は、1996年より徳島大学に在籍され、徳島大学で博士号を取得されています。

講演では、なぜ徳島大学に来ることになったのか、また、外国で仕事をするということの意味や、外国人と出会うことでできた研究について興味深いお話を聞かせていただきました。

また、斜面安定解析については、同じ試料、実験結果でもモデル化のプロセスが異なると得られる結果が異なる場合があることを実例を交えて説明していただきました。

我々は確立された手法に則って解析や設計を行っていますが、実際にはその手法を適用するための条件を確認しておかないと、結果に大きな影響が出ることを再認識することができました。

今回は少し専門的な内容だったこともあり、設計部門を主体に約30名の参加者でしたが、予定時間を30分ほど超過して討議が交わされました。