第4回第一セミナーを開講(2016/02/26)

さる2月26日に第4回第一セミナーを開催しました。今回は、徳島大学工学部准教授の蒋景彩氏をお招きし、「斜面安定解析の話題」と題して講演をいただきました。蒋准教授は、1996年より徳島大学に在籍され、徳島大学で博士号を取得されています。

講演では、なぜ徳島大学に来ることになったのか、また、外国で仕事をするということの意味や、外国人と出会うことでできた研究について興味深いお話を聞かせていただきました。

また、斜面安定解析については、同じ試料、実験結果でもモデル化のプロセスが異なると得られる結果が異なる場合があることを実例を交えて説明していただきました。

我々は確立された手法に則って解析や設計を行っていますが、実際にはその手法を適用するための条件を確認しておかないと、結果に大きな影響が出ることを再認識することができました。

今回は少し専門的な内容だったこともあり、設計部門を主体に約30名の参加者でしたが、予定時間を30分ほど超過して討議が交わされました。

第3回第一セミナーを開講(2016/02/12)

さる2月12日に第3回第一セミナーを開催しました。今回の講演内容は、岐阜大学工学部の沢田教授による、「ドローン活用上の課題と今後の展望」と同じく岐阜大学工学部の村田客員教授による、「表面波探査技術の開発」の2つでした。

沢田教授からは、これまでの運用実績を基に、UAVに代表されるドローンを現場調査などに活用する際の問題点や事前準備の重要性などについて講演をいただきました。

村田客員教授からは、研究グループが開発している表面探査装置について、その理論と実際に使用した探査結果、最新の探査機器の開発状況などについて講演をいただきました。

今回は、社外からの参加者も含め、約80名の参加者があり、活発な討議が交わされました。

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第2回第一セミナーを開講(2015/11/24)

11月24日、第2回第一セミナーを開催しました。今回のセミナーでは、当社藤原技術顧問から「検査報告から見たミス防止対策―大きなミスを防ぐために―」と題した講演をいただきました。講演では、過去から最新の会計検査報告まで様々なミスの事例を引用しながら,会計検査でどのようにミスを見つけるか、その取組姿勢を教えていただきました。

参加した社員は、ミスの発見はミスのない成果品を実現するために避けられない手順であることを再認識し、今後の業務に活かすべく決意を新たにしました。セミナーには30名の社員が参加しました。

第1回第一セミナーを開講(2015/11/02)

第一コンサルタンツでは、社員の人材育成の一環として、様々な分野の第一線で活躍されている方々に講演をして頂き、一緒に議論する場を確保することを目的として,「第一セミナー」を開催することが決定しました。

11月2日に記念すべき第1回第一セミナーを高知大学原教授とその研究室の石川さんをお招きし、新社屋建設に先立ち実施した常時微振動観測結果について報告して頂くとともに、新社屋に併設した防災井戸に関連して「大規模地震における給水インフラの被害と井戸の地域防災への活用」と題して講演していただきました。また、10/2~10/8の日程で弊社設計一部長西川が同行したゴルカ地震によるネパール山岳道路災害調査の報告を行いました。セミナーには23名の社員が参加しました。