ガードレール基礎「プレガード」の技術開発

開発期間 1999年8月~2001年3月
発注者 高知県コンクリート製品協同組合(代表:鍋島 正男)
開発担当 右城 猛,宮崎 洋一,水田 勝也
目 的 プレキャストコンクリート製ガードレール基礎の開発。

 

特徴
1.  平成11年度組合等中小企業連携組織調査開発等支援事業(多角的連携組織開発支援事業)の助成金を受けて技術開発。
2.  高知大学農学部小椋研究室の協力を得て載荷試験を実施。
3.  2001年に高知工科大学島研究室の協力を得て公開実験。
4.  2002年に高知県エコ産業大賞の「大賞」を受賞,国土交通省の新技術NETIS登録。
5.  2003年テレビ番組「企業未来・チャレンジ21」でプレガードが全国に放映される。

 

1)右城猛,小椋正澄:プレキャストコンクリートL型ガードレール基礎の開発に関する研究 ,組合等中小企業連携組織調査開発等支援事業,高知県コンクリート製品協同組合,2000.3.

L型擁壁の耐震性能に関する研究

開発期間 2005年9月~2006年3月
発注者 高知県コンクリート製品協同組合(代表:幸崎 眞幸)
開発担当 右城 猛,楠本 雅博,大西 一賢
目 的 高知県コンクリート製品協同組合が開発しているプレキャストコンクリート製L型擁壁の耐震性能の確認。

 

特徴
1.  平成17年度中小企業活路開拓調査・実現化事業(中小企業組合等活路開拓事業)の補助金を受けて実施。
2.  新潟県中越地震(2004年10月)によるL型擁壁の被害状況を現地調査する。
3.  愛媛大学の協力を得て,模型による振動実験を実施して破壊メカニズムを解明。
4.  静的載荷試験で耐荷力を確認。

 

1)右城猛,大西一賢:擁壁の地震被害例と耐震性評価法,四国の地盤災害・地盤環境に関する第6回シンポジウム,地盤工学会四国支部,2006.

ブロック積み擁壁の耐震性能に関する研究

開発期間 2007年6月~2008年3月
発注者 高幡コンクリートブロック協同組合(代表:)
開発担当 右城 猛,楠本 雅博,大西 一賢
目 的 大型ブロック積み擁壁の耐震性能に関する研究。

 

特徴
1.  平成18年度中小企業活路開拓調査・実現化事業(中小企業組合等活路開拓事業)の補助金を受けて実施。
2.  新潟県中越沖地震(2007年7月)による擁壁の被害状況を現地調査する。
3.  国土交通省建築研究所による実物大ブロック積み擁壁の振動実験を見学。
4.  種々のタイプの擁壁を製作し,破壊試験を実施して,破壊メカニズムを検討。

 

杭の水平抵抗に関する研究

開発期間 1987年11月~1988年2月
発注者 建設省四国地方建設局土佐国道工事事務所
開発担当 右城 猛,明坂 宣行,矢野 光明
目 的 場所打ち杭の頭部の軟弱地盤を良質土で置き換えたときの水平抵抗力を調査。

 

特徴
1.  二層系地盤における杭の水平抵抗力の算定式を提案し,それを検証する目的で実験。
2.  現場水平載荷試験は,高知工業高等専門学校の吉田研究室の協力を得て実施。
3.  原地盤でも十分な抵抗力があったので,置き換えの施工は実施せず。

 

1) 右城猛,明坂宣行,瀧石純:筋違橋における場所打ち杭の水平載荷試験,第1回技術・研究発表会,土質工学会四国支部,1991年11月.