第20回社内研究発表会を開催(2025/9/27)

 9月27日(土)、令和7年度「社内研究発表会」を開催いたしました。

一般発表として、16名の発表者が多忙な時間の合間に論文、PPTの作成、発表の練習に励んでいました。みなさんの執筆論文・発表レベルが年々上がっていると感じました。

16編の発表に加えて、デジタル化推進委員会による特別発表として、委員会での取り組みについての現状の報告として,AIの利活用や留意点の報告とBIM/CIMへの取り組み状況について報告をしてくれました。また,業務評定で高得点を獲得した業務事例についても発表頂きました。

また、特別講演として一般社団法人四国クリエイト協会の福田昌史様に「若い技術者へ」と題してご講演頂きました。福田様の貴重なご経験より,これからの未来を託される若い技術者が備えるべき心構え示して頂き,弊社の創立100周年へ繋げるための重要なご講演内容であると感じました。素晴らしい講演をいただき、本当にありがとうございました。

また、論文発表後の質疑応答では多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。会場全体が熱気に包まれ、発表者・参加者双方にとって有意義な時間となりました。

表彰では、以下の社員が受賞しました。
• 最優秀発表賞:調査補償課 那須太郎さん
• 優秀発表賞: 防災基盤課 岩瀬誠司さん・まちづくり計画課 金剛一さん(代理受領)
(※論文および発表内容を総合的に審査員が採点)
• 社員賞:河川砂防課 島村圭太さん
(※審査員以外の参加者によるアンケート投票により決定)

受賞された皆様、本当におめでとうございます。
本発表会を通じ、社員一人ひとりの技術力や取り組みが共有され、大きな刺激と学びの場となりました。来年度は論文・発表とも,さらにレベルアップした内容で発表会を開催したいと思います。

発表者の皆様、ご協力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

 

 

BCP訓練(2025/09/19)

当社は、南海トラフ地震をはじめとする大規模災害が発生しても、業務を早期に再開し、地域に貢献することを目指しています。そのためにBCP(事業継続計画)を策定し、日頃から訓練を重ねています。

今回の訓練では、BCP委員会による概要説明の後、各グループに分かれて「災害時にどのように業務を継続し、地域に貢献できるか」をテーマにディスカッションを行いました。各グループではBCP委員がファシリテーターとなり、日頃の備えや初動行動に関する具体的な意見交換を深めました。

また、実際の災害を想定し、社内電源を非常用電源に切り替える訓練も実施しました。こうした実践を通じて、停電時の対応手順を社員全員で確認することができました。

当社は今後も、災害時に地域の安全と安心を支えられるよう、継続的な訓練と改善に取り組んでまいります。

 

 

よさこい四万十2025(2025/9/14)

よさこい四万十」が今年も開催され、59チームの踊り子が演舞しました。

第一コンサルタンツのよさこいチームも50名近くのメンバーが参加させていただきました。

高知市内でのよさこい本祭では、あいにくの雨模様でしたが、よさこい四万十では、見事に青空が広がり、炎天下の中の演舞となりました。

踊り子全員の息がピタッと揃った踊りに、沿道のお客様から温かい声援をいただくなど、多くの観客の方々に喜んでいただくことができました。参加して下さった皆さん、本当にお疲れ様でした。

来年も是非「第一コンサルタンツ」よさこいチームをよろしくお願い致します。

 

 

 

 

令和7年度土木学会全国大会in Kumamoto

2025年9月10日から12日まで熊本県で開催された令和7年度 土木学会全国大会に、当社から5名の社員が発表者として参加しました。

ポスター発表と口頭発表の2つの形式で、日頃の研究成果を発表。全国の技術者と活発な議論を交わし、多くの貴重なご意見や質問をいただきました。

発表の詳細

◇ポスター発表

高知県内コンクリート構造物におけるCl-濃度分布に与える海岸離隔距離の影響」*竹村 蒼平1,2、近藤 拓也1、田所 良太2、児玉 翔2 (1. 高知工業高等専門学校、2. 株式会社第一コンサルタンツ)

遠隔臨場による緊急点検手法の検討」*大平 育人1、片山 直道1、全 邦釘2 (1. 株式会社 第一コンサルタンツ、2. 東京大学)

◇口頭発表

三次元パースを活用した都市公園再整備における合意形成の成果」*坪田 沙希1、松本 洋一1 (1. 株式会社 第一コンサルタンツ)

既設橋梁のデジタルモデル化のための効率的な三次元データ収集手法の検討」*片山 直道1、富永 莉香1、河合 慶有2、山本 浩司3 (1. 株式会社 第一コンサルタンツ、2. 愛媛大学大学院、3. 愛媛大学防災情報研究センター)

三次元モデルを用いたトンネル点検の効率化」*公文 海斗1、片山 直道1、全 邦釘2 (1. 株式会社第一コンサルタンツ、2. 東京大学)

当社は技術力向上の一環として、今後も積極的に学会発表を継続し、最新の技術動向を取り入れながら日々の業務に尽力して行きます。

高知県シェイクアウト訓練を実施(2025/09/01)

当社は、高知県南海トラフ地震対策推進週間(8月30日~9月5日)に合わせて開催された「高知県シェイクアウト訓練」に参加しました。
いざというときにとっさに自分の身を守る行動を身につけ、地震発生時の適切な行動を習得することを目的としています。

午前10時には社内放送の合図により、社員全員で
①姿勢を低く、②頭を守り、③動かない
の3つの安全行動を実施しました。併せて、安否確認システムを活用した訓練も行いました。

地震はいつ・どこで発生するか予測できません。当社は南海トラフ地震に備え、今後も防災意識を高め、社員一人ひとりの安全確保と地域の安心につながる取り組みを継続してまいります。