都市計画道路潮新町線

高知市の都市計画道路の1つである潮新町線は、交通量が多く慢性的な交通渋滞が発生している県道桂浜はりまや線の渋滞緩和などを目的として整備され、平成21年1月に新たな4車線道路として供用されました。
弊社は当該路線に関する、道路予備設計、道路実施設計、交差点設計、構造物設計などを行いました。
交差点計画においては、計画の終点部となる県道桂浜はりまや線との交差点は、変則の5差路となる上、県道桂浜はりまや線と平行して走る土佐電鉄とも交差しており、本路線の接合による渋滞の増加や、土電利用者の安全性の確保が必要であったことから、交差点解析を行い、適正な交差点形状と信号サイクルを計画するとともに、土電利用者の安全を確保するために電停の移設を行いました。

弥右衛門アメニティロード線

高知市が進める弥右衛門土地区画整理事業の一環として、土地区画内の道路である、弥右衛門アメニティロード線の道路設計を行いました。安全で快適な歩行空間を確保するために、歩道内に休憩スペースを確保し、東屋やベンチを設置したほか、自動車の速度を低下させるために車道の線形を波形にするなどの工夫をしました。そのほか、舗装、照明施設、植栽などについても、景観に配慮した計画を行いました。
計画段階では、ワークショップを開催し、地元住民の意見をとりいれるなど、地元の方と一緒に計画を進めていきました。ワークショップでは、パースや模型などを作成し。地元の方ができるだけ完成後をイメージできるような資料づくりを心がけました。