落石防護柵基礎の設計手法に関する研究

開発期間 2002年3月~2003年2月
発注者 国土交通省四国地方整備局四国技術事務所
開発担当 右城 猛,篠原 昌二,明坂 宣行,筒井 秀樹
目 的 落石防護柵基礎の合理的な設計手法を提案する。

 

特徴
1.  0.5tの重錘を2~5mの高さから落下させて防護柵に衝突させて,防護柵の変状や基礎の応答を測定。
2.  学識経験者より構成された技術検討委員会(委員長は愛媛大学の矢田部龍一教授)で研究の妥当正当を評価。
3.  ストンガードのエネルギー吸収性能を確認できた。
4.  落石の衝突による基礎の応答を確認でき,それに基づいて動力学に基づいた新しい安定解析手法を提案できた。
5.  研究成果は,落石対策便覧の改定に反映される予定。

1)右城猛,篠原昌二,松山哲也:落石防護柵の重錘衝突実験,第26回道路会議,日本道路協会,2005年

落石防護柵の重錘衝突実験