交通量調査関連

 

■業務名:交通センサス交通量調査業務
■年 度:平成22年度
■発注者:国土交通省四国地方整備局 土佐国道事務所

業務の概要                             

■業務目的
 全国道路・街路交通情勢調査(道路交通センサス)の一環として、一般交通量調査の3調査(道路状況調査、交通量調査、旅行速度調査)を行い、今後の道路の計画等の基礎資料を得ることを目的に実施しました。

■業務内容
 平成22年度道路交通センサス一般交通量調査においては、調査単位区間(センサス番号)の設定が大きく見直されました。これまでの調査単位区間は、一般交通量調査の3調査に共通の調査単位区間が設定されていましたが、本来それぞれ変化点が異なるはずのものを1つにするため、他の調査との影響によりそれぞれの調査単位区間が適切に設定できませんでした。この問題を解決するため、今後の各種交通調査や結果の整理の基本となる最小単位に区間が分割されました。これを従前のセンサス区間と区別するため「新センサス区間」と呼称されました。一般交通量調査の3調査の調査単位区間においては、それぞれの調査に適切な区間を、新センサス区間を集約して設定することとなりました。また、交通量調査においては、常時観測地点や可搬式トラフィックカウンターなどの利用による機械化が一層進み、旅行速度調査においては、民間事業者等が収集した一般車プローブデータを活用することとなりました。これにより、調査の効率化・合理化・コスト縮減、データの確実性の向上および利用ニーズに合ったデータの取得等が可能となりました。
 平成22年度の交通量調査結果については、高速道路無料化社会実験により高知・須崎間において実験が進行中の中での調査となったため、平成17年度に比べ、高知市内から近接している国道においては、高知市内の一部を除き全体的に交通量が約10~20%の減少、土佐市・須崎間の国道56号においては約50%の減少となりました。また、全体的に交通量は減少傾向でした。

 平成22年度の交通量調査結果については、高速道路無料化社会実験により高知・須崎間において実験が進行中の中での調査となったため、平成17年度に比べ、高知市内から近接している国道においては、高知市内の一部を除き全体的に交通量が約10~20%の減少、土佐市・須崎間の国道56号においては約50%の減少となりました。また、全体的に交通量は減少傾向でした。