第54回地盤工学研究発表会(さいたま大会)の参加(2019/07/16~18)

令和元年7月16~18日、埼玉県さいたま市で開催された地盤工学研究発表会に、弊社から3名が参加しました。今年は地盤工学会創立70年を記念する大会であり、記念式典、特別講演会などの多彩な催しが開かれたとともに、多くの研究発表とそれに対する議論がなされていました。

弊社からは、ベテランの北澤と若手の公文が以下の研究発表をさせていただいたとともに、西川が四国支部幹事長として本部支部連絡協議会に参加しました。

若手の公文は、初めての全国大会参加であったことから準備段階から緊張していましたが、無事に発表を終えることができたとともに、広範囲にわたる最前線の研究や技術の発表を聞くことができ、多くの学びと経験を積むことができたと思います。

特別講演会では、前国土交通事務次官である森昌文氏が「国土交通行政が地盤工学会に期待すること」と題し、頻発する大規模な自然災害に対し、国土強靭化における地盤工学の重要性を説き、技術者や学会へ期待するところを理解しやすくお話をされていました。

弊社では今後も地盤工学会に積極的に参加し、地盤工学や自然災害に対する課題解決技術の向上を図っていきたいと思います。

◇発表論文

・北澤聖司:微地形の形成過程と地形・地質特性に着目した液状化発生要因の分析

・公文海斗:四万十帯の大規模地すべり地形における災害関連事業を活用した災害復旧事例

大宮ソニックシティで開催された発表会 満席の創立70周年記念特別講演会
発表する北澤氏 発表する公文氏